サトウキビ

サトウキビの冬越し

サトウキビの冬越し

収穫したサトウキビの茎を
越冬して保存が出来ると
来年もサトウキビを
栽培して収穫できます。
サトウキビは南国で栽培されているので
寒さに弱いと思われていますが、
それなりには耐寒性が有るとの事です。
畑近くの農家のおじちゃんに聞いても
昔は、サトウキビの茎を
近くの川の土手に埋めて
越冬させていたと
思うと言っていました。
他の人も小さい頃には
サトウキビを食べていたと
いう人が沢山います。
サトウキビを食べた人が
たくさんいるという事は、
サトウキビの苗を
越冬させて栽培していたという事です。
昔は、流通も良くなかったので
沖縄などのサトウキビを
産地からサトウキビの苗を
毎年、取り寄せていたとは思いません。

今年はサトウキビの収穫が
出来たのでサトウキビの茎は
たくさん有ります。
そこでサトウキビの茎を
越冬させて来年の春に
またサトウキビの茎を植えて
再度サトウキビを
栽培してみようと思い
越冬の実験を
してみようと思います。

ここに書いている方法で、
サトウキビの越冬はできました。
初めて越冬させた時は、
かなり寒い冬でしたが、
無事に越冬できました。
他にもいいサトウキビの
越冬の方法が
有るかもしれませんが、
取りあえずはこれで
越冬はできます。
地域によって、
寒さが違うので
そこのところは、
ご了承ください。

サトウキビを地面に埋めて保存

近所のおっちゃんが
小さい時に見てい越冬方法です。
サトウキビを地面に
埋めて保存する越冬方法です。
昔はこれで越冬できていたので、
今やっても越冬に成功する
確率は高いと思います。
もみ殻もいっしょに穴にまいてみました。

やり方は、地面に穴を掘り、
サトウキビの茎を置いて
その上から土をかけ
埋め戻すだけです。
穴は深いほど温度が安定するので
なるべく深い穴を掘ります。

発泡スチロールにもみ殻を入れて保存

他にも発泡スチロールに
もみ殻を入れて
その中にサトウキビの茎を
入れて保管する越冬方法が有ります。
屋外よりは屋内の方が
気温が高いので越冬できる
可能性は高いと思います。
私はサトウキビの茎と
いっしょにサツマイモの種イモを
入れてサツマイモの種イモの
越冬もついでにしようといました。
置いていた場所は屋内です。
※発泡スチロールの箱を密封をすると
 水分が溜まりサトウキビの茎にカビが生えます。
 通気用の穴は必要です。

収穫を終えたサトウキビも

収穫を終えたサトウキビも
越冬に成功すると
脇芽が出て来年の春に
芽が生えてくる事も有ると思います。
出来るかどうかは不明ですが、
もみ殻をかけて
越冬をする事にしました。
この越冬方法は、
地域によっては難しいと
思っていますが、
取りあえずは
やってみようと思います。
この方法では越冬は
できませんでした。
ただこの越冬方法を試した時は、
冬の寒さがきつい時でした。
暖冬の時にできるか
暖冬の時にも
試してみたいと思っています。

追記

2019年から2020年に
かけての冬は暖冬でした。
それ以前は、
収獲を終えたサトウキビは
次の年の春には、
寒さで枯れていましたが、
暖冬だった年の春には
地面から新しい芽が出てきました。
越冬には成功しました。
越冬したのは沖縄産のサトウキビです。
竹糖の方は越冬できませんでした。
越冬できる時と出来ない時が有ります。
もう少しもみ殻を敷いたり、
むしろで巻いたりすると
越冬できる確率が
上がるようには思います。
暖かい地域以外だと、
地中に埋めたりするのが
無難な様には思います。

 
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