畑のその他

地下茎の駆除方法

地下茎の駆除方法

私が今耕している畑は、
私が耕す前は、
耕作放棄地でした。
畑の一部の部分には、
葦や笹が自生していました。

耕作放棄地を
再度、畑として
再生する時には
この葦や笹を
取り除いていかないといけません。

地下茎の除去方法

通常、地下茎は強いので
家庭菜園用の小型の耕うん機では、
地下茎の除去はできません。
機械が負けると思います。

地下茎を取り除く
一番楽でいい方法は、
重機を使い一気に
地下茎のある場所を
掘り返すのが
一番いい方法だと思います。
ただ、重機が
使えない場合は、
机上の理論になります。

私自身も重機の
運転はできません。
重機を周りで
持っている人もいません。
普通に仕事や商売で
重機を使っている人以外には
重機は使えないと思います。
重機の免許を持っていて
重機を使う事ができても
重機を持っていなければ
地下茎を取るのには
使えません。


トラクター

次の手としては、
トラクターで耕うん
できる限りの範囲の
地下茎を取り除き
後は、人力で鍬を振るい
地下茎を除去していく方法です。
私はこの方法で地下茎の
除去作業をやりました。
実際はトラクターでは、
刃より深い場所に
生えている地下茎は
除去できません。
また木の根の近くや
境界付近は障害物が
有ったりしてトラクターを使っての
地下茎の除去はできません。
ですがトラクターで地下茎の除去が
できるところはトラクターで
する方が楽にできます。


トラクターで耕作

機械で取れなかった地下茎は
地道に地下茎を
鍬で掘り返して
取り除いていくだけです。


地下茎を掘り出している最中

笹の場合は笹殺し

笹の場合は畑ではなければ、
笹殺しを使うのも
有りだと思います。
私は野菜の栽培は
自然栽培や有機無農薬でしたいと
思っているのと
借りている畑という事も有り
農薬を使う方法は
使いませんでした。
笹の地下茎は
手ごわい相手です。

作業で気をつける所


掘り出した地下茎

人力でやる地下茎の
除去作業は大変な作業です。
特に夏にする場合は、
脱水や熱中症などに
気をつけてしないと
本当に倒れてしまう
危ない作業です。
できることなら地下茎の除去作業は
冬にする方がいいと思います。
また時間を決めて
1日2時間なら
2時間だけと作業を
する時間を決めて
地下茎の除去作業を
する方がいいと思います。

鍬の使い方は、
あまり鍬を激しく振るっていると
手の指の関節も痛くなるので
鍬の重さを使って、
地下茎を掘り起こすよりは、
地下茎を鍬の重さを使って
切っていくようにして鍬を使います。
あまり鍬を激しく振り下ろさないように
すると楽に地下茎を
取っていくことができます。

 
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地下茎を取った後


地下茎を取り除いた後の畑

私の場合は、
約半年間で
畑の中の地下茎は
ほぼ全て取り除くことが
できました。
畑の境界の石垣や
畑に生えている
柿の木の周りには
まだ地下茎が
あると思います。
今後は、
畑に入ってこないように
また侵入しても
分かりやすいように、
境界と畑の間には、
排水路を兼ねた溝を
掘っています。

ですが数年経つと
また地下茎が畑に入ってきます。
一年に一回は
溝を掘り直して
再度侵入してくる
地下茎を定期的に駆除します。
私の畑には
畑とあぜ道との境界に
石垣が有ります。
石垣の付近は石垣が
邪魔をして完全に
取り除けていません。
境界付近の土を掘ると
石垣の方から畑に向かって
地下茎が出てきます。

作業に使う鍬


開墾鍬

地下茎を
切断するために使う鍬は
平鍬などでは、
まったく歯が立ちません。
唐鍬や開墾鍬などの、
刃が重くて厚みのある
丈夫な鍬を使います。
使い方は、
鍬の重さを使い
地下茎や根を
ぶった切っていきます。
力を加えても、
降り下ろしても
それほど効率は
あがりません。
むしろ手が
痛くなったり危ないだけです。

また鍬の柄も長いほど
楽に作業が出来ます。

 
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