サトウキビから砂糖を作る
サトウキビを栽培すると分けつして
沢山のサトウキビが収穫できます。
初めてのサトウキビ栽培だと
収穫できる量がわかりません。
そのためにサトウキビを
数株植えただけでも、
収穫できるサトウキビが多くて、
サトウキビをかじって
食べるだけでは、
全てのサトウキビを
食べきる事ができないくらい
収穫できてしまいます。
そうなるとどうやって
サトウキビを使い切るか考えると
サトウキビなんで
サトウキビから砂糖を作る方法が
サトウキビを使い切る方法としては、
いい方法だと思いました。
せっかくのサトウキビ栽培なので
1度はサトウキビから
砂糖を作る事を、
やってみたいものです。
私もサトウキビを栽培してそう思いました。
そこでサトウキビから砂糖を
作る事をやってみました。
サトウキビの搾り方
サトウキビから砂糖を取る時の
一番苦労するのは、
サトウキビからサトウキビの汁を
搾る方法です。
サトウキビを食べた人なら
わかると思いますが
サトウキビの繊維は
なかなかの固さです。
サトウキビを丸かじりすると
美味しいですが、
収穫したサトウキビを
たくさんかじって食べてると
歯茎から血が出てしまいます。
かじったサトウキビを
見ると血が付いています。
サトウキビは固いですね。
この硬さのために簡単には
サトウキビの汁を
搾りとる事が出来ません。
沖縄などサトウキビの栽培が
盛んな地域では、
サトウキビの汁を
搾る専用の機械が有ります。
サトウキビの栽培をしていない地域でも
最近ではインターネットの
通販サイトでサトウキビの汁を
搾る専用の機械を
購入する事もできます。
ですがこのサトウキビを
搾る機械は値段も
それなりの値段ですので、
私は買うには高すぎて
買おうとは思いませんでした。
多少の労力を使っても
安い方がいいので、
無い頭を使ってサトウキビの
搾り方を考えてみました。
手で絞るのはまず無理なので、
テコを使う、ねじを使うなどをして
サトウキビからサトウキビの汁を
取り出す方法を考えてみました。
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パイプの中にサトウキビを入れて圧をかける方法
中空のステンレス製のパイプの中に
サトウキビを入れて、
内径より少し小さい径の木で
上から圧力をかけて
搾り出す方法を試してみました。
サトウキビの繊維の方向を
横になるように入れて
圧をかければ、ある程度は
サトウキビの汁を
搾り取る事が出来ました。
ですが効率は良くないと思います。
クランプを使ってサトウキビを搾る方法
クランプを使ってまな板とまな板の間に
サトウキビを入れてクランプを閉めていき
サトウキビの汁を搾り取る方式です。
これもかなり疲れます。
写真のサトウキビの搾り汁を
集めるのに3時間程度かかりました。
ですが、パイプの中にサトウキビを
入れて圧をかける方法
よりは効率は良いとは思います。
ですが私は2度としたいと思いません。
搾り取ったサトウキビの汁を煮詰めると
色々な方法でどうにか
搾り取ったサトウキビの搾り汁です。
搾るに使ったサトウキビの
量からするとほんの少しです。
このサトウキビの搾り汁を
弱火で煮詰めていけば、
砂糖ができます。
弱火でしても
焦げる場合が有るので、
ある程度水分が飛ぶと
湯煎でする方がいいかもしれません。
また固まると鍋から
はがしにくくなりますので、
ほどほどで鍋から取り出した方が
沢山の砂糖を取ることができます。
出来る砂糖も労力の割には
本当に微々たるものです。
ただし自分で栽培した
サトウキビから砂糖を
作るというのは、
感動するものです。
ですが、毎年サトウキビを
栽培するとなると
サトウキビの消費の仕方も
考える必要があります。
次回は、もう少し本格的な
サトウキビを搾る機械を
考えて製作するかもしれません。
ちなみに出来上がった砂糖は、
当然、普通に砂糖として使えます。
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