土壌の酸性度の計測と調整

野菜作りをしていると
必ずやる作業として
苦土石灰や
消石灰や
有機石灰などの
アルカリに傾くものを
土壌に播き、
酸性度の調整を
する作業をします。
家庭菜園の本などにも
必ず出ている作業です。

日本の土は原則、酸性土

原則、日本の土は、
酸性に傾きやすいです。
雨などの影響・野菜を
育てる肥料の影響で、
酸性の方へ
傾きやすい性質があります。
ここらへんは、本を読むと詳しく
書いていると思います。

土壌の酸性度

酸性度を調整するのは
栽培する野菜の栽培に
適した酸性度に調整を
するためですが、
家庭菜園の本などをみると
酸性度では無く、
畑に播く苦土石灰の量などを
書いていますが、
苦土石灰などを
播く畑の土壌は
各々で違います。
家庭菜園の本に
書いたいるとおりに
苦土石灰を播いても
目的とする野菜の酸性度には
ならないと私は思います。

私の耕している
畑の周りのベテランの方などは、
過去の経験と
勘で播いていますが、
そういう事ができるのは、
長年の経験が有るので、
この土壌にこれぐらい播けば
これぐらいの酸性度になるので、
育てる野菜の栽培ができるというのが、
経験則としてわかっているからです。
いきなり初めてではできません。

初心者が酸性度を調整する一番よい方法

元の土の性質や酸性度が
各々違うので家庭菜園の本の
通りに播いても上手くできません。
それならば、多少の時間は
かかりますがまず、
土壌の酸性度を計測して
計測した酸性度から目的とする
酸性度に変更できるように
苦土石灰などを播いていき、
酸性度の調整をすれば
酸性度の調整に失敗する
事は無くなると思います。

酸性度を計測する機材

酸性度を量る方法は、
いろいろあります。
下記の方法が店やネット通販で
入手可能なもので値段も
個人で購入可能なものが、
現実的な測定可能な機材になります。

土壌酸度計
pH試験紙(ロールタイプ)
pH（酸度）測定液

簡単なのは

測定するのが、
簡単なのは、
土壌酸度計だと思います。

私が使っているのは、
こちらのページに書いています。

使い方は簡単で、
酸性度を計測したい場所に
土壌酸度計を挿すだけです。
土壌酸度計には、
アナログタイプとデジタルタイプが有りますが、
私は、アナログタイプをお勧めします。

他の酸性度を計測する機材と
違い、無くなりません。

何度でも土壌の酸性度の
計測ができます。
精度的には、
少し劣るようには
思うのですが、
大体の目安には問題は無い
レベルだとは思います。

計測した後は、調整

土壌の酸性度を計測した後は、
栽培する野菜の好む、
酸性度に調整をしていきます。

苦土石灰などの袋に
どれくらいの量を播くとpHが
どれくらい変化するという説明が
書いてあると思いますので、
その説明を見て播く量を
調整してください。
苦土石灰を
播く土壌の質によっても
変化する値が違いますので、
播いた後も計測をして、
土壌の酸性度を
調整して下さい。

播いてから、植え付け可能になる
期間が有りますので、
植え付けるタイミングを
考えて、土壌の酸性度の
調整をしていきます。

畑に播くときは、
自分の一掴みで
どれくらいの量になるか
一回、調べておいて、
その量を元に播いていきます。