サツマイモ

サツマイモの栽培方法

サツマイモの栽培


収穫した紅はるか

私のサツマイモの
栽培方法です。

土の作り方

サツマイモは、
痩せた土地を好むので
肥料は原則与えません。
肥料が多い肥沃な土壌で
栽培するとつるボケになり、
蔓だけが成長して
サツマイモの実が
大きく太りません。
サツマイモの栽培では
原則として肥料を
与える必要はありません。

サツマイモの畝の用意

水はけが悪いと
サツマイモの実が
割れやすくなるので
水はけが悪い場合では、
畝を通常より高くします。

サツマイモの苗(つる)の用意

植え付けるサツマイモの苗(つる)を用意します。
ホームセンターやネット通販で
栽培したいサツマイモの苗(つる)を
購入します。
自分でサツマイモの苗(つる)を
作る事も可能です。
作り方は、こちらの
サツマイモの苗(つる)の準備
を参考にしてください。
※サツマイモの苗(つる)は
作るまでに時間がかかります。

サツマイモの根だし


サツマイモのつるの根だし

サツマイモのつるを植える時は、
植える数日前から
濡れた新聞紙で
サツマイモのつるを包んでおくか
水を張ったバケツに
つけておきます。
その状態で数日経つと
サツマイモのつるの
つるの節から根がでてきます。

サツマイモの植え付け

サツマイモの苗(つる)を畝に
植えていきます。
私は、サツマイモの苗(つる)を
斜めに植えていきます。

植え付ける方法は、
他にサツマイモの苗(つる)を
水平に植える方法もあります。

サツマイモの水やり

サツマイモは、
乾燥に強い作物です。
植え付けて数日は
水やりをしますが、
それ以降は原則、
水やりはしなくて問題はありません。

サツマイモの追肥

サツマイモは肥料を与えると
つるボケをしてサツマイモの実が
大きく育ちません。
ですのでサツマイモの栽培に
追肥は原則不要です。

サツマイモの雑草対策

サツマイモの栽培には、
追肥をする必要が無いので、
マルチを使う事ができます。
草抜きが面倒な場合は、
マルチを使う事で
草抜きの手間を
減らすことができます。

つるの定植

サツマイモのつるを
植えてから定着するまでは、
毎日水やりを
欠かさずおこないます。
初めてサツマイモを植えた時は、
サツマイモの苗(つる)が干からびて
枯れたように見えますが、
数日たつと復活していきます。

サツマイモの定植を
して数日たつと、
苗(つる)が元気になります。
それ以降は、
水をやる必要はありません。
(記録的な日照りなどの時は
水やりをして下さい)

 
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つる返し


サツマイモのつる返し

サツマイモを栽培すると
そのうちにつるが伸びてきます。
ほっておくとつるが畝を
超えていくようになります。
畝を超えるまで成長すると
つる返しをしていきます。


つる返し前のサツマイモの畝

つる返しとは、
つるを持ちあげ
サツマイモの節から
出ている根を
地中から剥がす作業の事です。
根が地中にあると
栄養が分散されて
立派なサツマイモができません。
余分な根を取って栄養が
分散しないようにします。


つる返し後のサツマイモの畝

剥がしたつるは
そのまま反対方向に
置いておきます。

最初は力加減は、
わかりにくいと思いますが
力をかけても問題ありません。
地面が緩い時には、
根も良く張っているので
剥がす時に
結構な力がいります。
サツマイモを収穫するまで
数回はつる返しをします。

試し掘り


サツマイモの試し掘り

秋口になりサツマイモを
収穫するタイミングを
計るためにサツマイモの
試し掘りをします。
試し掘りは一つるだけ
サツマイモの成長を
確認するたします。
試し掘りをして掘り出した
芋の大きさを見て、
十分成長していれば
直ぐにサツマイモの
収穫をします。
成長が不十分だと
後日に再度
試し掘りをして、
サツマイモの成長具合を
確認をします。
試し掘りをするタイミングは
サツマイモの葉っぱの色が
黄色になるころに
するのがいいと思います。


掘り出したサツマイモ

数回試し掘りをしても
成長の後が見れない場合は
もうこれ以上は成長が
無いという事で収穫をします。
サツマイモの品種が違う場合は
当然、品種ごとに
成長具合が違うので
種類毎にして下さい。
長い間、収穫しないと
虫の食害を受けたりします。

サツマイモの掘り出し

サツマイモを掘り出す時は、
鎌などを使ってまず最初に
サツマイモの蔓を切り取ります。
蔓を切っておいた方が
後の掘り出す作業が
楽にできます。
その後はスコップで
サツマイモを掘り出していきます。

サツマイモの乾燥

掘り出したサツマイモは、
少しの期間、
乾燥させるようにします。
私は、原則掘り出した後に
土を手で落としてから
畑に並べて数日は
そのままにしておきます。
土の湿気がサツマイモに着くので
有る程度乾燥が進むと
その後は畑の横や
自宅の空いたスペース
に段ボールなどを敷いてその上で
さらに乾燥させます。

サツマイモに付いた
土や汚れを水で落とすのは
食べる直前にします。

この後のサツマイモの
保存方法は、
こちらの場所に書いています。

2017年度 サツマイモ(紅はるか)の栽培記録

日時 作業
2017.05.16 定植
2017.06.25 つるを切って、他の畝に定植
2017.07.11 つる返し
2017.08.11 つる返し
2017.09.14 つる返し
2017.09.29 つる返し
2017.10.10 試し掘り
2017.10.25 収穫

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