ハブ茶の作り方
エビスグサ(ハブ茶)の種子である
決明子(けつめいし)を収穫して、
乾燥させたものを
煎ったものをハブ茶として
飲むことができます。
そのハブ茶の作り方です。
エビスグサ(ハブ茶)を栽培と
いうほどの手間をかけては
いませんが、
私もエビスグサ(ハブ茶)を
栽培しています。
エビスグサ(ハブ茶)の栽培方法などは、
こちらへ書いていますので
見てください。
決明子(けつめいし)を焙煎
ハブ茶として飲むときは、
まずは最初に
決明子を焙煎していきます。
私は生の決明子をそのまま
煎じて飲んだことは無いので、
想像になりますが、
生の決明子は青臭くてお茶と
して飲めないのではと思います。
焙煎してハブ茶ろとして飲む方が
飲み物としては美味しいと思います。
焙煎に使う道具
決明子を焙煎をする時には、
私はゴマを煎るゴマ炒り器を使います。
フライパンでも煎る事は可能です。
私がフライパンを使わない理由は、
家のフライパンは料理に使うので、
どうしてもハブ茶に臭いが
付いてしまうのではないかと
考えているからです。
せっかく自ら栽培して収穫をして
ハブ茶を美味しく飲むことが
出来なくなるからです。
もう一つの理由は、
ゴマ炒り器には
蓋が付いているので、
煎っている時に決明子が
こぼれないのもゴマ炒り器を
使う理由です。
ただゴマ炒り器を使う場合は、
一度にたくさんの量の
焙煎はできませんので、
一度に大量に焙煎したい場合は
フライパンなどの
大きめの調理器具で
焙煎をする方が
効率はいいと思います。
焙煎の方法
決明子をゴマ炒り器の中に
適量入れて蓋をします。
焙煎する時にゴマ炒り器を
動かすのですが、
その時にゴマ炒り器の中の
決明子が動く程度の
量にしてください。
多く入れすぎると
煎る時に上手く混ざらなくて
焙煎にムラができてしまいます。
ガスの火はなるべく
できるだけ弱火にします。
焙煎の方法は、ガスの上で
ゴマ炒り器を円を描くようにして
常時、ゴマ炒り器を動かし続けて
焙煎をしていきます。
焙煎をしているとその内に、
決明子が割れるような音がしてきます。
音と同時に香ばしい匂いも
してくると思います。
ハブ茶として完成しています。
私は、香ばしいハブ茶が好きなので
さらにもう少し煎ってから
火を止めるようにしています。
火を止めてもすぐに手を
止めないようにしてください。
しばらく動かしておかないと
余熱でさらに過熱されて
決明子が焦げてしまいます。
※煙もでたりします。
焙煎の時間は好みが有るので
何度か焙煎をしてみて
好みのハブ茶の味を
見つけてください。
ハブ茶の入れかた
焙煎が終われば、
後は、普通にお茶のパックに
入れたりしてお湯を注げば、
ハブ茶の完成です。
ハブ茶は少量でも味がでるので
少ない量から結構な量の
ハブ茶が作れます。
ハブ茶の煮出しかた
夏は、焙煎を終えた決明子を
麦茶のパックに入れて
麦茶と同じように煮出します。
粗熱を取りった後に
これまた麦茶と同じように
麦茶ポットに入れてから
冷蔵庫に入れて冷やして飲みます。
ハブ茶の味は?
ハブ茶の味は、
意外と癖の無い
飲みやすい味です。
香ばしさが美味しいお茶です。
深煎りに焙煎すれば、
コーヒまでとは、
言えませんが、
コーヒに近いような味にもできます。
焙煎したりする必要があるので、
手間はかかりますが、
夏には冷やして飲むのも
美味しいお茶だと思います。
冬は冬でホットで飲むのも
良いと思います。
夏に屋外に持って行く場合は?
屋外に持って行くだけでは
有りませんが夏の暑い時期には
麦茶などではよくする事と同じで
お茶のペットボトルに3/4程度入れて
冷凍庫で凍らせます。
屋外に行く時に
凍ったハブ茶を持って行けば、
キンキンに冷えた
ハブ茶を飲めます。
私も夏の畑には、
持って行き休憩時間に飲んでいます。
ただ溶け具合により味の濃さが
変わってしまのが欠点です。
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