油かすの液肥
有機肥料だけにこだわると
有機の液肥を使いたくなります。
ですが有機の液肥と言うのは
あまり売っていません。
有機成分の入っている
液肥は売っていますが
私の畑の近くの
ホームセンターでは
少なくとも有機成分だけの
液肥は売っていません。
有機成分だけの
液肥が無かったので
有機栽培での液肥の作り方
を探すと
油かすを原料にした
液肥の作り方と
生ごみを原料にした
液肥の作り方が見つかりました。
油かすの方が、
原料の油かすが既に手元に有る、
油かすは他にも元肥にも
発酵させれば追肥にも使える、
作るのが簡単、
毎回作っても
生ごみの液肥よりは原料が
油かすだけなので肥料分などが
安定したものが毎回作れそう、
などの理由で
油かすを原料にした
液肥を作ろうと思いました。
油かすは有機栽培では、
よく使う肥料です。
油かすについては、
こちらのページにまとめています。
興味のある方は
どうぞ参考にしてみてください。
油かす液肥の原料
私が作った油かす液肥の原料です。
原料の油かすですが、
油かすの容量が大きい方が、
単価が安くなります。
大きい方が安いので
使い切れる範囲で
なるべく大きい袋を
買った方が原則お得です。
- 油かす
- 水
だけです。
後は原料を入れる容器だけです。
容器はペットボトルを使います。
油かす液肥の作り方
油かす液肥の作り方です。
500mlのペットボトルに
油かすと水を1:10の
割合(油かす40g に水を400g(cc))を
入れて数日に一度は
攪拌していきます。
※ペットボトルいっぱいに作るよりは
隙間が出来る量にしておきます。
攪拌する時は
ペットボトルの蓋を
して攪拌しますが、
攪拌をする時以外は
蓋は閉めずに上に乗っけている
だけにしてガスが
抜けるようにしていました。
ペットボトルの蓋を閉めたままに
していると発酵が始まると
ガスが溜まってペットボトルが
爆発する危険性有るので
蓋は閉めないようにします。
保存先は屋内の日陰に
なっている場所に保存していました。
風は有る程度が流れていた方が
臭いがこもらないのでいいです。
発酵期間は油かす液肥を作ったのが
10月13日、液肥として使ったのは
11月4日です。
時期によっても違いますが、
発酵も終わっていたと思います。
場所や時期によって
発酵する期間は違います。
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油かす液肥の臭い
油かすと言えば臭いという
イメージが私には有ります。
その臭いイメージの有る油かすを
原料にした液肥なので臭いは
気になると思います。
油かす液肥の臭いいはどうか?
もちろん臭います。
ただペットボトルに
鼻を近づけないと
それほどは臭いません。
外気と触れる面積が小さいからです。
発酵中もペットボトルの
蓋は置いているでも
外気を遮断していますので、
臭いが充満する事は有りませんでした。
ただ、何かのトラブルで
ペットボトルを倒して
油かす液肥をこぼしてしまい
匂いが広がると
屋内はすごい臭いに
なると思います。
私の場合だと隣から
変な臭いがすると
クレームが来ると思います。
そうならないように
ペットボトルが倒れないように
ペットボトルホルダーを買ってきて
油かす液肥が
倒れにくくしています。
もしそれでも最悪こぼれても
直ぐに掃除が出来るように
ペットボトルをプラスチックの
ケースの中に入れておきました。
これで倒れても油かす液肥が
広がる面積が少なくなるので
掃除は直ぐにできます。
発酵が終わって液肥として
使う時の臭いは少し臭います。
油かす液肥は野菜などに
液肥として使うので
播いて後に外気に臭いが出ます。
使う回数、濃度や隣との距離を
考えて使うのがいいかもしれません。
私的には畑なら一年中使いますが、
プランター栽培をしている
場所ではプランタの数が多いので
使う量も多くなるので
臭いやすいのと隣とが
結構近いので普通に
市販している液肥を使っています。
油かす液肥の使い方
液肥として使う場合は、
10倍に薄めて使います。
後は普通の液肥と
同じように使います。
計量するカップが無い場合は、
ペットボトルの蓋が約7.5ccなので
ペットボトルの蓋で6杯と
500mlのペットを持って行けば
約10倍の液肥が作れます。
油かす液肥の使う量
油かす液肥は10倍で薄めて使うので
通常の液肥よりも
たくさんの量が必要です。
500mlの容器で作っても
撒ける量は5,000ml程度になります。
畑で使うには少ない量です。
本格的に使うには、
大きめの容器で作る方がいいです。
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